ケロ村

最近、グレートジャーニーのDVDの「2」を手に入れました。
「2」は関野吉晴の探検人生の原点である、アマゾンの原住民がでてきます。それだけに特に人気が高いのかも?なかなか手に入らなかったので、かなりうれしいです。

特典映像では関野吉晴が旅をふり返っていろいろ解説するんだけど、そのなかにとても興味深い解説がありました。
アンデスの山地には古代インカの時代とほとんど変わらないライフスタイルで暮らす人々が住む「ケロ村」という村があって、VTRではその村の人々との和気あいあいとした様子が写されてるんだけど、それは関野吉晴が長年かけて村人との交流を重ねた結果であって、最初の頃は全く相手にされなかったのだという。
ケロ村というのは、アンデスの標高差を利用してさまざまな作物を栽培しており、ほとんどすべてを自己でまかなえてしまうため、現代文明の存在を知りながらも、ほとんどそういうものの影響は受けてないのだそうだ。それだけに閉鎖的で部外者が突然尋ねてもまず受け入れてもらえない。
最初関野はそこでなにをするでもなく1週間ほど滞在したがまったく相手にされず、ときには石やジャガイモを投げつけられたという。
最初はあきらめて帰って、次また同じことをしてなにも進展せずにまた帰って、最後三度目の滞在で1週間ほどたった頃、突然村人から「赤ん坊の髪の毛を切ってくれないか?」といわれたという。
これは髪切りの儀式といって1歳になった赤ん坊の髪の毛を何人もの人々が少しづつ切り、切った者はその赤ん坊の成長を見守る義務があるという。
関野が赤ん坊の髪を切ると、それまで厳しかった村人の表情が溶けるようにやわらいで、そのときから関野は村人に受け入れられたのだった。

今描いてる「シグムント(仮)」の第二話で、主人公たちは外部との交流を全く持たない自給自足の生活をする辺境の村に入っていくんだけど、村人たちは主人公たちに対していったいどんな反応をするのだろうか?この関野吉晴のエピソードはその問いに対するヒントになると思う。

とはいえ、テレビゲームのRPGとかでは、大抵なんの問題もなく見知らぬ村とかに平気でづかづか入れてしまいます。その影響で実はマンガでそれをやってもあまり違和感を感じないのです(特に若い人が読んだ場合)。正直、最初ストーリーを考えたとき、自分も主人公たちをあまりにもかんたんに村の中に入れてしまったんだけど、「ゲームの感覚に犯されてるなぁ」と、ちょっと反省したのでした。
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Date: 2009.07.14 Category: 制作日記  Comments (0) Trackbacks (0)
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マルムギ コウジ

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